暗道-Second- 35


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「....なんだこんな夜遅くに...」

まったりと映画を見ている最中、携帯が震えた。
ジェジュンは彼女の肩を抱いたまま、そっと手を伸ばす。

「ユチョン義兄さんからだ、どうしたんだ?一体」

彼女もソファから背中を離し、携帯を覗き込む

「お姉さんに何かあったのかしら」

「!!!....もしもし?!」
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ジェジュンはその一言に、慌てて通話ボタンを押した

「ジェジュン、お前あいつの出張先がどこか知らないか」

「出張...ああ、知ってるけどそれが何か....」

「あいつが危ない。同行した後任のチーム長、あいつが近づこうとしてるんだ。」

「え!?一体それ、どういうことだよ」

ユチョンは分かる範囲で経緯を話すと、ジェジュンの表情が徐々に鋭くなっていった
優しくて人一倍真面目な姉貴が、ヒョンがいないからって他の男に?
そんなわけないだろうが、嘘八百御託を並べやがって。

「あいつに限って、そんなことあるわけないし。
 とにかく、あいつが行動に出る前になんとかしないといけないんだが...」

ジェジュンはユチョンの言葉を聞きながらギリギリと歯を食いしばった。
許せない、あのクソ野郎.....俺の姉貴をなんだと思ってやがる。
横にいる彼女は、ジェジュンの様子を見てただ事ではないと察した。
あまりに彼の表情が冷酷で、憎悪に満ちていたから

「俺に任せろ。チーム内のスケジュールはクラウドで共有されてる。」

ジェジュンはカバンからタブレットを取り出すと、パチパチと指を動かした。
すぐに姉とチーム長の出張先と滞在先は出てきた。
そういえばここ、局地的な吹雪ってニュースで....

慌ててジェジュンはテレビを切り替えると、
吹きすさぶ吹雪と交通規制、外出制限のニュースが流れていた。
...........図りやがったな、あのチーム長
大体、週末の金曜から泊まりの出張なんて不自然なんだよ。

「くそっ...俺が気付いていれば....」

「どこだ、わかったか?教えろ、俺が向かう。どこの県だ」

そこは立地的にも車で到底3時間はかかる場所だった。

「ジェジュン、聞こえてるか?わかったのか!?」

ユチョンの焦った声が聞こえる。
ジェジュンは静かに押し黙ったまま、何かを考えているようだった。
何も聞こえてこない事に、ユチョンは冷静さを忘れ焦っていた

「もしもし、ジェジュ....」

「ヒョン」

その時、落ち着き払った声がした

「なんだ....ジェジュン」

そのゾッとするほど冷酷な一言に、ユチョンは不意を突かれ、黙った

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「俺にまかせとけよ」

ジェジュンはそう言うと、ニヤリと笑った。

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# by beckanbecka | 2016-03-13 17:09 | 妄想小説


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