あなたを知らない-88-

「どうぞ,コーヒー」

「ありがとー♡」

微笑みながらミルクを入れてアイスコーヒーを掻き混ぜる
シンプルな白Tシャツにパンツ、シンプルだけどヌナのスタイルの良さと
美貌がいっそう引き立つ様な感じ。

ヌナって言うより本当、綺麗な男性....

「なに、俺に会うの久々だから見惚れてるの?」

視線をあげずにジェジュンがそう言った。
アタフタと自分もアイスコーヒーの方に視線を降ろす
おかしそうにクックッと笑ってるヌナ、本当自分を分かってるよね!

「隠さなくたっていいのに〜 もっと見て良いよ♡」

「ブッ!!」

私はコーヒーを吹き出した。
本当にこの人は根っからの芸能人だと思う。
同じグループにいるユチョナとは,根本的に性格が全く違う。
彼は一般人という意識でいるし、本当食べる物にしても,休みの過ごし方にしても
私と何ら変わらない価値観でいるし、だからこそ仲良く出来るのに

「あ,美味しいこれ。この豆ってどこのだろ〜」

「実はユチョナが、ギフトで貰ったって言う豆で高そうなの....
私も名前はよく確認してないんだけど」

「ふぅん。あ,美味しい本当♡」

やっぱり食の思考も超一流を知ってるんだろうなぁ,ヌナは。

「どころで、SOSサインってどう言う事?
 こないだ電話した時に何か言ってたの???」

あの時期は別に仲も良くて喧嘩も全くしてない時期だったし、
今のぎくしゃくとは全く関係ない事でSOSしたんだろうか。
私は気づいてなくても,私に対して何か不満があったのかなぁ.....

彼女は表情を曇らせた。

「ううん、ついこないだだよ。テレビにユチョナがインタビューで出てて、
 この番組を通して俺にメッセージをってやってたんだ。
 それでさ.....んふふ、あっは!」

「それで何〜?ヌナ笑ってないで教えてよ!」

ポカンポカンと急かす様にソファを叩く

「んっふ。それでね、ユチョナが家族も話したがってるから電話してくれって言うわけ!」

「あぁ、ユチョナのお母さんとユファン君.. 」

ヌナはブンブンと首を振った

「入隊してるからって,メンバーの家族が声を聞きたがってるっておかしいだろ?
 それに俺、おばさんともユファンとも確かに親しいけど、電話なんて個人的に
 かけた事なんて無いもん。」

「そうなんだ。じゃあユチョナは何でそんな事を....」

「もう1人いるでしょ」

「え?」

その時,じーっとジェジュンさんは私の事を見つめていた。
.........えーと、それってもしかして.......

「もう1人,ユチョナの大切な家族!」

「えっっ.....わ、わたしっ!?」

「ピンポーン♡」

パチパチとジェジュンは子供をあやす様に手を叩いた。

「それで俺、今日から休暇だから,真っ先にここへ来たってわけ。
 まあユチョナが日本でファンミーティングするって言うのも知ってたし、
 いないだろうなぁとは思ってたけどね、ほら女同士なら色々話せるじゃ〜ん」

そそそっと距離を詰めてくるヌナ
でもその見た目は”男”らしさが増してる男性な訳で...
慌てて私は距離を取って座り直した

「あ、なにそれ。」

「こここここの位で大丈夫だから」
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「........俺のこと意識してるの?」

ズイとジェジュンが近づく

「そういえば、入隊の前の日キスした仲だもんねぇ」

ズイズイ
近い!近いよジェジュンさん!!!
彼女はジリジリとソファの端へと追いつめられる

「それなら、再会のキスもしたって嫌じゃないよね?」

「ど.....」

だめだ!!!ユチョナ助けて!

「ドエムのくせにーーーーー!」

ユチョナのいつも言ってる台詞を思い出し、
彼女は渾身の一撃をジェジュンに繰り出したのだった。

「あっは♡その通りー♡こんなの前々やり慣れてないからー♡」

あはっとジェジュンは笑うと両手でほっぺを隠した。
.........か、可愛らしい................
彼女はある意味ショックだった。
入隊しても尚、女として負けた気がして.....

「まぁとにかく、ユチョナと何があったのか喋ってすっきりしちゃいなよ」

すぐに形成を立て直すと、飄々とジェジュンはそう話しだした。
反射的にぶりっ子できるわ,すぐに男に戻れるわ...さすが芸能人....
力が抜けた瞬間,蹌踉めいて彼女はソファのヘリからゴンと後ろに落ちた。

................................
...........................

「なんだぁ、そんなことで喧嘩してたんだ?」

ゆるキャラのキーホルダーの喧嘩と、
その後ユチョナが怒って他の女に会おうとしているという経緯を
ジェジュンは聞き終えると,気の抜けた返事をした。

「そんなことじゃないよ!ムシャクシャして浮気に走るなんて
 もう、もう子供っぽい私なんてユチョナは捨てるつもりなんだよ」

えーん、と泣く彼女をジェジュンは背中を摩りあやしてやった。
まさか,ユチョナがそんなことする訳が無いじゃないか。
浮気云々に走る様な男だったら,まず最初から付き合ってないよ。

「よしよし」

確かに訪日中に時間が無いのは分かるし、買い物も行く自由は無い。
しかもご当地ゆるキャラだなんて、限定的に売ってある物を買いになんて
人気芸能人が出来る訳が無いし...ユチョナがそんな物買ってる姿がスクープされたら...
プププ....そりゃ,誰かに頼んだんだろ。

「あ」

そう言えば,昔メンバー達で打ち上げの後のみに連れてってもらった
BARのママ......は、そう言えば意気投合してたよなぁ。
というかジュンちゃんが一目惚れされて、必死で逃げ回ってたっけ

あれ誰だったっけ..俺も連絡先知ってるんだよな。
何度か日本に行ったら挨拶とかメールしたりして
あ、思い出した

ジョリ子ママだ。

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by beckanbecka | 2015-07-11 12:07 | 妄想小説


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